函館市地域包括支援センターときとう

　函館市地域包括支援センターは函館市より委託を受けて、運営している公的な地域の相談窓口です。保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員などの専門職が中心となり、高齢者の皆様が、住みなれた地域で安心して生活できるように、介護・福祉・健康・医療など、様々な面から高齢者やそのご家族の支援を行なっております。また、経済的な問題や相談先に迷う内容などについてお伺いする自立相談支援機関も併設しております。
市内には、包括支援センターが１０か所設置されており、当法人では中央部第１圏域・中央部第２圏域を担当し、当センターは中央部第２圏域担当となっております。
　中央部第２圏域は下記の１５町になります。
【大川町・田家町・白鳥町・八幡町・宮前町・時任町・杉並町・本町・梁川町・五稜郭町・柳町・松陰町・人見町・乃木町・柏木町】
　営業時間は月曜日～土曜日の８：３０～１７：３０となっており、営業時間外は電話転送にて対応しております。

業務内容については、以下のとおりです。

１．総合相談支援
高齢者やご家族、地域の方々からの様々な相談に応じ、適切なサービスや制度につなげる等の総合的な支援を行います。

２．包括的、継続的ケアマネジメント支援
高齢者の方々が住み慣れた地域でその人らしい生活を送り続けることができるように、地域の様々な機関や専門家と連携・協力できる体制づくりや地域のケアマネジャーの支援などを行います。

３．介護予防マネジメント
生活機能の低下や要介護状態などになることを予防するために、その方の身体状態にあった健康づくりや介護予防について、介護予防プランの作成やサービス調整等を含めた支援を行います。

４．権利擁護
高齢者の方々が、地域で安心して生活を送ることができるように、高齢者虐待の防止や、成年後見制度利用の支援、消費者被害の防止など、高齢者の権利を守るための支援を行います。

　その他、以下のような活動も実施しております。
・ 地域のケアマネジャー交流会の開催
・ 学校や公民館での出前講座や勉強会の開催
・ 元気サロン活動（軽運動教室）の開催
・ 地域の民生委員や在宅福祉委員との懇談会の開催
・ 認知症の理解を広げるためのサポーター養成講座の開催

５．自立相談支援機関
介護保険サービスの利用等だけでは解決できない、ひきこもりや経済困窮等の幅広い内容と多世代のご相談をお受けします。どこに相談したらよいか分からない、そんな時もお気軽にご連絡ください♪

令和4年4月から市内の地域包括支援センターの全てに自立相談支援機関（生活保護に至る前の段階から、経済的な問題のほか、ひきこもり等の社会的な孤立も含めた生活全般に関する困りごとに幅広く対応する相談窓口）が併設され、世代を問わず包括的な相談・支援を受けられる福祉拠点として拡充されました。地域包括支援センターときとうでは、地域の方が気軽に立ち寄ってもらえるよう、「集いの場ときとう」と「集いの場本町」を設置しており、様々なイベントを企画し開催していきます。
様々な暮らしのお困りごとについて、お気軽にお問合せください。